と な り
第2章 / 隣のきす
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カズヤが転校してきて一週間が経った。
毎日放課後はNEARSと遊んでばっか。
もうすぐ夏休みだ。
『夏休みどっか行きたいねー。』
授業中サユリが突然後ろを向いた。
「わ!びっくりした!!」
『ねーねーどっか泊まろーよ。』
「泊まり?いーね。楽しそう♪」
『やっぱ海行きたいなー。』
「あ、あたしサユリの水着姿ちょー見たいかもっ!」
『あたし最近太ったからなー。痩せなきゃ着れないわー。』
「あたしはまず、この貧乳をどーにかしなきゃ。」
『あはは、それだけはどーにもできねぇ』
「うるせっ!ヨシダのばーか!」
『こらこら。野上、吉田。授業中だぞ。
静かにしなさい。』
「はーい…。」
『怒られてやんのー』
寝起きのカズヤがぼそっと呟く。
「カズヤに言われたくなーい」
海かー。
何年も行ってないな。
てかほんとに
この幼児体型をどーにかしなきゃ
海なんて行けない!
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カズヤが転校してきて一週間が経った。
毎日放課後はNEARSと遊んでばっか。
もうすぐ夏休みだ。
『夏休みどっか行きたいねー。』
授業中サユリが突然後ろを向いた。
「わ!びっくりした!!」
『ねーねーどっか泊まろーよ。』
「泊まり?いーね。楽しそう♪」
『やっぱ海行きたいなー。』
「あ、あたしサユリの水着姿ちょー見たいかもっ!」
『あたし最近太ったからなー。痩せなきゃ着れないわー。』
「あたしはまず、この貧乳をどーにかしなきゃ。」
『あはは、それだけはどーにもできねぇ』
「うるせっ!ヨシダのばーか!」
『こらこら。野上、吉田。授業中だぞ。
静かにしなさい。』
「はーい…。」
『怒られてやんのー』
寝起きのカズヤがぼそっと呟く。
「カズヤに言われたくなーい」
海かー。
何年も行ってないな。
てかほんとに
この幼児体型をどーにかしなきゃ
海なんて行けない!
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