純愛ワルツ
「6名様でよろしいですか?…すいませんが、只今4人席と2人席しか空席がないのですが…」
「あー大丈夫っスよ。ねー先輩」
茜くんがよっしーを見ると
よっしーは真っ赤になった。
「あ…ああ。天音ちゃん、俺らは2人席に座ろう」
「ええ、そうしましょうか」
天音さんの椅子を引いて座らせているよっしーを見ながら
私達は4人席に腰を下ろした。
メニューを開くとケーキバイキングにあるケーキと違い
ひとつひとつが宝石のようなケーキやタルト、プディングが並んでいる。
あ…
この『Strawberry First Love』ってショートケーキ美味しそう。
クリームがピンクで可愛いし。
「これ胡桃好きそう」
茜くんが指差したのは
先程のケーキ。
「はい、それを頼もうかと思ってました」
「やっぱりな。胡桃テストがあったら俺、100点採れそう」
ニィッと笑う茜くん。
私の事ちゃんと分かってくれてるんだ。
それが嬉しい反面、自分があまり茜くんを知らない事が寂しくなった。
ダメだ。
すぐ沈むこの癖直さないと。
「茜くんは決めましたか?」
「うん。俺は『Walnut Mine』にするよ」
「ウォルナッツ…マイン、ですか?」
メニューを見ると
モンブランのようなタルトが載っていた。
シンプルだけど美味しそう。
茜くん、こういうのが好きなんだ。
「あー大丈夫っスよ。ねー先輩」
茜くんがよっしーを見ると
よっしーは真っ赤になった。
「あ…ああ。天音ちゃん、俺らは2人席に座ろう」
「ええ、そうしましょうか」
天音さんの椅子を引いて座らせているよっしーを見ながら
私達は4人席に腰を下ろした。
メニューを開くとケーキバイキングにあるケーキと違い
ひとつひとつが宝石のようなケーキやタルト、プディングが並んでいる。
あ…
この『Strawberry First Love』ってショートケーキ美味しそう。
クリームがピンクで可愛いし。
「これ胡桃好きそう」
茜くんが指差したのは
先程のケーキ。
「はい、それを頼もうかと思ってました」
「やっぱりな。胡桃テストがあったら俺、100点採れそう」
ニィッと笑う茜くん。
私の事ちゃんと分かってくれてるんだ。
それが嬉しい反面、自分があまり茜くんを知らない事が寂しくなった。
ダメだ。
すぐ沈むこの癖直さないと。
「茜くんは決めましたか?」
「うん。俺は『Walnut Mine』にするよ」
「ウォルナッツ…マイン、ですか?」
メニューを見ると
モンブランのようなタルトが載っていた。
シンプルだけど美味しそう。
茜くん、こういうのが好きなんだ。