純愛ワルツ
「よっしー。今来たんですか?」
「あぁ。今日のライブは俺らのバンドだけじゃねぇからな。俺らの出番は20時からなんだよ」
「そうだったんだ。合同ライブみたいな感じなんですね」
「まぁそんな感じだ。それより、柏木の奴はまだ来ねぇのか?」
よっしーは周りをグルッと見渡してから、再び私に視線を戻した。
「待ち合わせまで、後20分くらいありますから。私が早く来すぎただけです」
「男なら1時間は前に来いっつーんだよな」
1時間も前に来ても暇なんじゃ…
「よっしー、茜くんはどんな人ですか?」
「柏木?…あいつは…まぁ悪い奴ではないと思うよ」
「ですよね」
よっしーに恋の相談を持ち掛けようか、どうしようか悩んでいると
前から茜くんが歩いてきた。
私に気付いた茜くんは走り出す。
「ごめん。待たせたみたいで」
「いえ!私も今さっき来たところです」
あれ。
このやり取り…
漫画でよく見るデートのワンシーンじゃない!?
わ〜!
私にもやっと、これが出来る日が来たんだ。
「あぁ。今日のライブは俺らのバンドだけじゃねぇからな。俺らの出番は20時からなんだよ」
「そうだったんだ。合同ライブみたいな感じなんですね」
「まぁそんな感じだ。それより、柏木の奴はまだ来ねぇのか?」
よっしーは周りをグルッと見渡してから、再び私に視線を戻した。
「待ち合わせまで、後20分くらいありますから。私が早く来すぎただけです」
「男なら1時間は前に来いっつーんだよな」
1時間も前に来ても暇なんじゃ…
「よっしー、茜くんはどんな人ですか?」
「柏木?…あいつは…まぁ悪い奴ではないと思うよ」
「ですよね」
よっしーに恋の相談を持ち掛けようか、どうしようか悩んでいると
前から茜くんが歩いてきた。
私に気付いた茜くんは走り出す。
「ごめん。待たせたみたいで」
「いえ!私も今さっき来たところです」
あれ。
このやり取り…
漫画でよく見るデートのワンシーンじゃない!?
わ〜!
私にもやっと、これが出来る日が来たんだ。