純愛ワルツ
「中入ろうか」
「…はい」
バツが悪くて少し俯きながら、茜くんの少し後ろを歩いた。
会場の入口で係員にチケットを渡し、ワンドリンクのチケットを貰って中に入ると
中はたくさんの人でごった返していた。
「うるせぇし暑いな、ここ」
「ですね」
絶対、顔テカるよ〜。
油とり紙持ってきたっけ?
「バー混んでて危ねぇから、俺がドリンク受け取ってくるね。胡桃はここで待ってて」
「はい、お願いします」
手に持っていたチケットを茜くんに渡し、空いてるスペースに移動した。
本当に暑いな。
お客さんの熱気が凄いんだね、きっと。
煙草とキツい香水の匂いも充満してて、ちょっと酔いそう…。
少しクラクラする頭を壁につけ息を吐くと、誰かに肩を叩かれた。
「はい?」
「キミ、超可愛いいね。どのバンドのファンなの?」
後ろにいたのは、見知らぬ男の人2人。
ちょっとお酒臭い。
「…はい」
バツが悪くて少し俯きながら、茜くんの少し後ろを歩いた。
会場の入口で係員にチケットを渡し、ワンドリンクのチケットを貰って中に入ると
中はたくさんの人でごった返していた。
「うるせぇし暑いな、ここ」
「ですね」
絶対、顔テカるよ〜。
油とり紙持ってきたっけ?
「バー混んでて危ねぇから、俺がドリンク受け取ってくるね。胡桃はここで待ってて」
「はい、お願いします」
手に持っていたチケットを茜くんに渡し、空いてるスペースに移動した。
本当に暑いな。
お客さんの熱気が凄いんだね、きっと。
煙草とキツい香水の匂いも充満してて、ちょっと酔いそう…。
少しクラクラする頭を壁につけ息を吐くと、誰かに肩を叩かれた。
「はい?」
「キミ、超可愛いいね。どのバンドのファンなの?」
後ろにいたのは、見知らぬ男の人2人。
ちょっとお酒臭い。