純愛ワルツ
「胡桃、今日も来たんだな」



クルミ?



「よっしー!」



よっしー!?



何だ!?
キモロン毛と知り合い!?


妙に親しげだけど…。





「よっしー、この方もバイトさんですか?」


「あぁ、最近入ったんだ」



可愛い子ちゃんが俺を気に掛けてくれてる―!!




しかし、ムカつくな。


キモロン毛のクセに、こんな可愛い子ちゃんと知り合いなんて…!



あいつなんて…

ブッサイクな女の顔に熱湯ぶっかけて、慰謝料としてその女と結婚したらいい!




「ほら、胡桃。ガムシロ」


「ありがとう、よっしー」



吉澤先輩は可愛い子ちゃんにガムシロを5、6個渡した。


何故、ココアにガムシロ…!?
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