純愛ワルツ
おんなじくらいの好き
沖縄から帰って3日後。
「これ、つまらないものですが」
「わー、カラスの餌にしよう」
…殺す!
さてさてさて。
今俺が殺意を抱いたのは、胡桃のお兄様。
何故、カフェでお兄様とお茶をしているかというと…
「これから胡桃と付き合う事になるので、ご挨拶をと思いまして」
「寝言は寝て言うものだぞ」
吉澤先輩に頼んでお兄様を呼び出してもらい
お兄様が好きだというスイーツをわざわざ(ここ強調)買ってきたというワケ。
真剣な話をしてるってーのに
このチビ男は聞く耳を持たない。
本当、厄介だな。
「あと、これ。お兄様、お花が好きだと聞いたので」
「切り花は好きじゃない」
花束を渡すと、お兄様はプイとそっぽを向いた。
「…でもまぁ、ウザくて目障りで消えて欲しい人間NO.1の奴に貰った汚いものだとしても、花には何の罪もないからな」
くくっ。
何だかんだで花が好きなんだな、メルヘン男め。
胡桃みたいに素直になりゃいいのに。
「これ、つまらないものですが」
「わー、カラスの餌にしよう」
…殺す!
さてさてさて。
今俺が殺意を抱いたのは、胡桃のお兄様。
何故、カフェでお兄様とお茶をしているかというと…
「これから胡桃と付き合う事になるので、ご挨拶をと思いまして」
「寝言は寝て言うものだぞ」
吉澤先輩に頼んでお兄様を呼び出してもらい
お兄様が好きだというスイーツをわざわざ(ここ強調)買ってきたというワケ。
真剣な話をしてるってーのに
このチビ男は聞く耳を持たない。
本当、厄介だな。
「あと、これ。お兄様、お花が好きだと聞いたので」
「切り花は好きじゃない」
花束を渡すと、お兄様はプイとそっぽを向いた。
「…でもまぁ、ウザくて目障りで消えて欲しい人間NO.1の奴に貰った汚いものだとしても、花には何の罪もないからな」
くくっ。
何だかんだで花が好きなんだな、メルヘン男め。
胡桃みたいに素直になりゃいいのに。