【S】サクラサク
次の日、いつも通り学校に行く。




私と尚人が付き合っていた事を知っていたのはごく一部。



だから、ほとんどいつもと変わらずに過ごす事が出来た。





でも、何処か色が無く感じてしまう。


何度も何度も尚人の席に目を向けてしまい、美羽が心配そうに私を見ていた。







「和海…ホントに平気?」



「うん…。悲しいけど、頑張るよ」




無理に作った笑顔は美羽にはバレバレかな?




それでも深くは触れず、美羽はそばに居てくれた。


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