ラストライフ
「素っ裸よりはましだろ、あんな恰好でいられたら普通の男の俺でもやばい・・・・いいや・・・」





そう言ったのち、ぱっとレンファ―を正面からみると





「その恰好も結構、凶悪だな・・・」





「?・・・」



レンファ―は小首をかしげた。



アレクは苦笑いしつつリュックから地図と磁石を取り出して照らし合わせた。



顔を上げると、しばらくある方向を見つめたのちレンファ―に向き直った。
< 12 / 76 >

この作品をシェア

pagetop