ラストライフ
アレクは簡単な食事を準備した。



リュックから豆缶を取り出して煮出し、小さな瓶に入った塩とスパイスで味を整える、そして固いクッキーのようなパンを湯気で多少もどした食事だった。





暖かい豆スープを口に運んだときなぜかわからないけど、ちょっと泣きそうになった・・・



スプーンが止まったのを見て、アレクが怪訝そうに自分の取り皿をみた



「どうした?オーダーストップかな?」



不安げに自分のを口に運ぶ「う〜ん」
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