ラストライフ
その闇のなかにアレクの寝息が聞こえる・・・・




レンファ―はゆっくり起き上がると、アレクの側に毛布を敷き横に添い寝した。そして、星の瞬きより小さな声で・・・・





「ありがとうアレク・・」



泣きたくもないのに、温かいものが頬をひとすじ伝っていった。
< 21 / 76 >

この作品をシェア

pagetop