ラストライフ
レンファーは横にいるアレクに、視線を送り、助け舟を求めた。




いきなりの無垢な好意の嵐に体がなんだか熱くなってしまい、みるみる頬が桜色になっていた




アレクは苦笑いしながら目を閉じて頷くと、低いがしっかりとした声でいった



「みんな!レンファ―はラング渓谷で迷ってたそうだ、戻ってまず休ませたい・さ・開けてくれ」





そういってレンファ―をその先に促した。



小走りでととと、と抜けると後ろから声がした
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