ラストライフ
彼女は初めてその冷静な立ち振る舞いを崩した、



さらに大きくなる肉の竜巻を睨みつつ叫んだ。

「紅柱になりたくない!ハンター!お前の巨人の太刀で斬り、私の肉体を気化させてくれ」



「・・・・・」



しばしの沈黙ののち、キー入力音らしきデジタル音がピピと鳴り、彼女の横の大気が動いた・・・・



かにみえた。
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