ラストライフ
変わり果てたな、双月、乱華・・・・




ハンターは静かにいった。




彼の後ろには顔が着いたみのむしの様なものが、虚空に浮かんでいた・・・




よく見れば顔は真っ白で目玉はなく暗い空虚な穴が広がっていた。




身体は微妙に震えており、全身が反対にめくれあがっていた。


そして当然、むきだしの内臓は醜く腐敗しかかっていた、全体は汚れ、色素沈着してどす黒かった。




「よく、わかりましたね」
吐き気を催すダミ声だった。
< 58 / 76 >

この作品をシェア

pagetop