ラストライフ
「かっては、我が弟子、それは、今も変わらん。





お前達がどう成り果てようと、お前らを見誤ることはない・・・・」



「それは、それは」



「闘う前に一つ聞きたい」


「なんなりと」




「どうすれば、お前らを救える?」


静かな口調だったが、血を吐くような思いが込められていた。





だが帰って来た答はあっけなかった。





絶望の現実がいつもそうであるように・・・・
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