ラストライフ
「無理よ、ハンター」


かつての、乱華らしきみの虫が言った。



「私達はやっと救われたのよ」



ハンターは回りをちらりとみた。


悪意の波動がねっとりとハンターにのしかかってくる・・・・・



「あれ、を見たのか?」





ハンターは確認した





見たのなら・・・・。



「見た。」


「ならこの世界の真の正体を知ったわけか・・・」


「知った。」





「そうか・・・・・」

自分の子供に「死ね」といわれたような声だった







ハンターは静かに一瞬だけうつむくと、会話は終わった、と言う風に、ハンターはゆっくりと組んだ腕をおろした。
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