あの世留学
必死で生きている美咲を

学校では明るくしていた美咲を

妬んで憎んで殺意まで抱き殺そうとしてしまった。

私は…

私は何て事を……

最低だ!


後悔と情けなさで涙が次々と溢れてくる。

きっとこの涙も黒くて汚いんだろう。

死んでしまえばいいのは、

この私だ。


「美咲もう死んでしまったの?」

「病院に運ばれましたが、危篤状態におられます。
美咲さんの魂は三途の川を渡ろうとしている様です」

「何とかなんないの!?ほら‥リバーサイドなんたらってとこに連絡して追い返す事出来るってさっき言ってたじゃん!」
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