あの世留学
「あっ!美咲…」

美咲はセンターの天使が説得するのも聞かず川を渡ろうとしていた。

「美咲っ!」

私が美咲に向かって大きな声で彼女の名前を呼ぶと

美咲はこちらを見て驚き固まってしまっている。

私は美咲に近付き、

美咲の前で土下座した。

「美咲ごめん!ごめんなさい!
私…私…美咲の事何も知らず嫉妬して私…私…
酷い事してしまって、ごめんなさい!許して美咲」

「凛…」

「私、美咲に死んで欲しくない!お願い川を渡らないで!引き返して!」

「凛…」

「美咲お願い!」
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