あの世留学

★星四つだった方は、十階へ、三つだった方は、九階へ、二つだった方は、八階へ、一つだった方は、七階へそれぞれ送られそこで★五つになるまで修行、学習していただくというシステムになっております」

「「へぇー！」」

「あの世ってこんなシステムになってんだぁ。
なんか面白い」


田中天長さんは、一番端っこのパソコンに近寄り画面を暫く見た後、美咲にこう言った。

「美咲さんの叔父さん脳出血で倒れられ、明日こちらに来られる様ですね」

「えっ……！」

「★星ゼロですので即地獄行きになります」