あの世留学

「そ、そうなんですか…？」

美咲は少し戸惑っているよう。

「地獄ってやっぱ恐ろしいとこなの？」

「今から見学に行ってみますか？」

「えっ…！！…」

「地獄の見学？」

美咲と私は顔を見合わせて苦笑い。

「かなりグロいですので止めておきますか？」

「あ、は、はい」

やっぱグロいんだ‥。

「最近は犯罪者が増え地獄裁判所も忙しそうですし止めておきましょう。
正直私も苦手なんですよ。失神しない自信無いのですよ。アハハ。」

「そ、そんな所見学したくない！」