あの世留学
それと同じく私の心も冷たく尖ってゆく。

全身の細胞が冷たく尖ってゆく。


休み時間になる度私はバッグの中に手を入れ、それがそこに有る事を確認した。

その度私の冷たく尖った細胞達も物凄い勢いで破裂していってる様な気がした。

体が重い!

全身の細胞が全部壊れてしまう前に美咲を消したい!

昼休みまでの時間がとても長く感じた。
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