私のご主人様

「は?ほっぺ?」

「えっ?」


流の顔つきが変わった。

「まさかー優チャン
ほっぺだけで終わらせようとしてないよねえ?」

「ふぇ?」


さっきまでの
寝ぼけた流はいなくなった。


えっちょっ
切替はやくないすか?
えっえっえっ?!!


「おい俺が寝ぼけてるとでも思ってたか?」

―ニヤッ


あのっ…その
流サンのニヤッとしたお顔
ちょっと苦手です!!(笑)

なんか怖いです…(笑)


もしや…
「今までの全部演技っっ?!!」


思わず
目を見開いて
身を乗り出し
流に問いかけた。




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