私のご主人様



流は少し呆れた様子で
でもなんだか
楽しそうに


「お前…天然すぎ」


と言った。


「天然…なんかじゃないっ」

「いや…天然すぎるにも程があるっつぅの」

流は私の髪の毛を
ぐるぐると自分の指に
巻き付け

耳元でこう言った。



「風呂…はいってこいよ」


「…///」


なんでだろう?

ドキドキと
体温の急上昇がとまらない。

< 56 / 104 >

この作品をシェア

pagetop