smile
結菜…バカは私だね
こんなに心配してくれる友達がいるのに
何も言わないなんて…

「結菜…今日放課後あいてる?」
「うん」

今度はすごく嬉しそうに笑っていた。

結菜みたいな友達は今までいなかったな…
本当に…

「結菜!私ね、蓮と付き合ってるの」
「うそっ!マジでぇ」
結菜より先に答えたのは拓海だった。
「ちょっと!何勝手に聞いてんの!」
「気にすんなって!やっぱ似合うと思ったんだよなぁ…うん。俺天才かもなぁ」
「バカの間違えじゃなぁい?」
「結菜のんがバカだろ」
「言ったなぁ~よしっ!次のテスト勝負だからね!」
「臨むところだーっ」


似合ってるのはどっちだよ!とか思いながら
2人の会話を聞いていた

「まゆもやるかっ?」
「はっ?えっ無理無理!」急にふられてびっくり…
「いいじゃん!まゆやろ~よ~」
「私…やばいよ?本気のバカだよ?」
「じゃあ負けた人は罰ゲームねっ」
「じゃあ、廊下でキスは?」
絶対無理ー!
何とかやめなきゃ…
「拓海やりたいだけじゃないの?ねぇ結菜?」
「いいんじゃない…」
結菜?
照れてる場合じゃないよ~
「じゃあ決まりなっ」
ちょっと…
本気でやばいよ…
何か勝手に決められちゃったよ…
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