世界で一番すきな人
「あっ」

そんな顔すんなよ
泣きそうだけどこらえて
下を見ている

大きく息をすうと同時に
こっちをむいた


「捺

あたし捺のペットだったのかな
捺のいいように
使われてただけだったんだね

あたしのことすきじゃないの
分かってたよ


分かってたょ

けど
暇つぶしって・・・



無理やりあたしが
付き合わせちゃったんだよね



けど



けどもう









付き合ってくれなくていいよっ!!!!」




「おいっ」

みさは
俺の手をはらった



「やめてっ!!

こんな飼い主なら
ノラ犬でいる方がよっぽどいい!」





「みさ・・・」


走っていった
完全俺のせいだ
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