世界で一番すきな人
「みさ!!」


「捺?」


みさは
少しぬれていた
上が電車のせんろで

小さいトンネルのようになっているところで


しゃがんでいた

俺にきづくと
たって逃げずに涙をふいた


「お前勘違いしてんぞ」

「言い訳してくれるんだ?

もぉ 話すことなんてないでしょ」

「聞け」
「いやっ!」


みさは逃げようとした

すぐにおいつき
手をつかんだ


「まて」

「いやっ」

みさは手をぶんぶんふる

俺は引っ張って
無理やりキスをした


「きゃっ」


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