Moon is SMILE.
「愛月さんは、何高なんですか?」
「俺は綺羅先高校だよ。奈琉美ちゃんは、どこを目指してるの?」
「奈琉美も、綺羅高を受験するつもりなんです!女子も、バスケ部強いですよね」
倉庫についた。重い扉を開ける。
「女子はいつも準優勝なんだよ。キャプテンが毎回悔しがってるんだ」
「準優勝ってすごいじゃないですか。でも、すごいな…。レベルが高いなぁ…」
時々、心配になることがある。
本当に、自分はそのチ-ムのプレ-ヤ-としてやっていけるのかな?
リバウンドでは誰にも負けない!…と、自信をもって言えない。ポストプレ-だって、納得いかないことばかり…。
それで勉強も両立させるなんて、無理だよ…。
「奈琉美ちゃん?…奈琉美ちゃん?!」
「あっ!すいません。何ですか?」
ヤバい、全く愛月さんの声が聞こえていなかった。
「いや、大丈夫だけど…」
少し暗い倉庫の中、愛月さんが、じっと奈琉美を見つめる。
「あ…愛月さん?」
愛月さんが、奈琉美を見つめたまま、奈琉美に向かって歩いてくる。
体が固まったように動かない。
「俺は綺羅先高校だよ。奈琉美ちゃんは、どこを目指してるの?」
「奈琉美も、綺羅高を受験するつもりなんです!女子も、バスケ部強いですよね」
倉庫についた。重い扉を開ける。
「女子はいつも準優勝なんだよ。キャプテンが毎回悔しがってるんだ」
「準優勝ってすごいじゃないですか。でも、すごいな…。レベルが高いなぁ…」
時々、心配になることがある。
本当に、自分はそのチ-ムのプレ-ヤ-としてやっていけるのかな?
リバウンドでは誰にも負けない!…と、自信をもって言えない。ポストプレ-だって、納得いかないことばかり…。
それで勉強も両立させるなんて、無理だよ…。
「奈琉美ちゃん?…奈琉美ちゃん?!」
「あっ!すいません。何ですか?」
ヤバい、全く愛月さんの声が聞こえていなかった。
「いや、大丈夫だけど…」
少し暗い倉庫の中、愛月さんが、じっと奈琉美を見つめる。
「あ…愛月さん?」
愛月さんが、奈琉美を見つめたまま、奈琉美に向かって歩いてくる。
体が固まったように動かない。