空とあたしとあなた
第二章
狂い始める歯車
学園祭も無事に終わってすっかり紅葉やいちょうが色づいてポツリポツリと葉が落ち始めた今日
今日あたし達バスケ部は、練習試合がある
もちろん、あたしと蒼人、加凛、優人はスタメン入り
いつものように、4人でちょっとしたウォーミングアップをする
「柚舞〜
そろそろ試合始まるんじゃね?」
「あっ、本当だ
行ってこよっと!!
その前にっ!!」
あたしは、ギュッと蒼人に抱きつく
「柚舞っ!?
どうした!?
熱でも、あるんじゃねぇの!?」
「あはっ
熱なんてないよ?
何か、離れたくなくてさ」
「なんだそれ
さっさと行ってこい」
「は〜い」
返事はしたけど、本当は蒼人と離れたくない
何でなの?
この気持ちは、何でなの?
今日あたし達バスケ部は、練習試合がある
もちろん、あたしと蒼人、加凛、優人はスタメン入り
いつものように、4人でちょっとしたウォーミングアップをする
「柚舞〜
そろそろ試合始まるんじゃね?」
「あっ、本当だ
行ってこよっと!!
その前にっ!!」
あたしは、ギュッと蒼人に抱きつく
「柚舞っ!?
どうした!?
熱でも、あるんじゃねぇの!?」
「あはっ
熱なんてないよ?
何か、離れたくなくてさ」
「なんだそれ
さっさと行ってこい」
「は〜い」
返事はしたけど、本当は蒼人と離れたくない
何でなの?
この気持ちは、何でなの?