君にハートを盗まれた。
とにかく。あたしは、あたしらしくいくしかない。
バックから携帯を取り出して時間を確認。
もうすぐ10時かぁ…。先輩との待ち合わせの時間は、10時。少し早めに来てよかった。
携帯をバックになおして、手のひらサイズの鏡を取り出し髪をセットする。
実は、きのう、美空と一緒に「こうしたらいいんじゃない?」なんて色々言いながら、前髪とサイドを少し切ってみたりした。
「切りすぎじゃない?大丈夫?」
不安になって聞くあたしに、美空は満面の笑みで
「可愛くなったよ」
って言ってくれた。
なんの工夫もないただのストレートボブだったから。
重くなっていた印象が、少しは軽くなったと思うけど。
先輩、気づいてくれるかな?
バックから携帯を取り出して時間を確認。
もうすぐ10時かぁ…。先輩との待ち合わせの時間は、10時。少し早めに来てよかった。
携帯をバックになおして、手のひらサイズの鏡を取り出し髪をセットする。
実は、きのう、美空と一緒に「こうしたらいいんじゃない?」なんて色々言いながら、前髪とサイドを少し切ってみたりした。
「切りすぎじゃない?大丈夫?」
不安になって聞くあたしに、美空は満面の笑みで
「可愛くなったよ」
って言ってくれた。
なんの工夫もないただのストレートボブだったから。
重くなっていた印象が、少しは軽くなったと思うけど。
先輩、気づいてくれるかな?