もしも、許されるのなら。
最近のお昼休みは、私、お兄ちゃん、彼方センパイ、早織ちゃん、亜由奈ちゃん、純太君、一樹君の七人でいる。
屋上でお昼を食べるのが定番。
「結局、誰が嫌がらせしてんだろうな…?」
突然お兄ちゃんが口を開いた。
「分かんない。」
「分かんないって涼香、他人事じゃないのよ??どんどんエスカレートしてったらどうするの?」
「…でも亜由奈ちゃん、犯人探しようがないもの…」
「そうだよね。本田さんの言ったことを聞いてた人はいっぱいいるし、涼矢センパイのことが好きな人もいっぱいいるから…」
「……後藤たちの力で探せねぇの?」
「無茶言うよなぁ~彼方センパイ。さすがに無理です。」
皆、嫌がらせされてる本人より真剣に考えてくれてる。
当の本人はこんなに落ち着いてるのに…
屋上でお昼を食べるのが定番。
「結局、誰が嫌がらせしてんだろうな…?」
突然お兄ちゃんが口を開いた。
「分かんない。」
「分かんないって涼香、他人事じゃないのよ??どんどんエスカレートしてったらどうするの?」
「…でも亜由奈ちゃん、犯人探しようがないもの…」
「そうだよね。本田さんの言ったことを聞いてた人はいっぱいいるし、涼矢センパイのことが好きな人もいっぱいいるから…」
「……後藤たちの力で探せねぇの?」
「無茶言うよなぁ~彼方センパイ。さすがに無理です。」
皆、嫌がらせされてる本人より真剣に考えてくれてる。
当の本人はこんなに落ち着いてるのに…