もしも、許されるのなら。
―ガチャッ


「…な…なにやってるの??」

バッとお兄ちゃんが離れた。

そこには、
「…お父さん、お母さん……」

「どういうことなの?あなたたち、もしかして…」


…バレた。
私たちは裸状態。言い訳はできない。

しかも、一つになってたし、イきそうなときだったから、私の声はかなり大きかったと思う。

それも、何度目かの……

今までの分を取り戻すかのように繋がっていたから…


「説明しなさい。涼矢、涼香。」

「……はい。」






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