もしも、許されるのなら。
別れたという噂もすぐに広まった


私に同情する人もいれば、彼方センパイを同情する人もいる。


私が悪いの…

綾乃。何も話せなくてごめんね…



独りで勝手に卑屈になっていてごめんなさい。


「涼香。大丈夫??」
「うん。平気。ありがとう、綾乃。」

「そっか…なら良かった。」




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