もしも、許されるのなら。
「佐っ々木さぁーん!!一緒の班になろ?」

「…え?いいの?」

「うん!!勿論~!前から話してみたかったんだぁ♪」

「あ…ありがとう」

「あっ、私は後藤早織。よろしくね♪涼香って呼んでいい??私は早織でいいよ~」

「うん、よろしくね♪」

優しそうな人。
仲良くなれるかな…

ううん、仲良くなろう。


「あと、私の友達の…」
「結城亜由奈でっす♪♪」
「飯田純太。よろしくな」
「早川一樹でーす…」

「…涼香。呼び捨てにしていいからね?」
早織ちゃんも軽くひいてる…
個性的な人たち。

楽しそう。

「涼香って可愛いよね♪♪肌きれー!!」

突然口を開いた亜由奈ちゃん…

「えっ?!そう?」

早織ちゃんと亜由奈ちゃんの方がキレイだけど…

ナチュラルメイクが可愛い。

それに比べて私はスッピン。

地味じゃん。





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