初恋-ハツコイ-



「あっ、波音、
私朝練あるから先に行くねっ。

気をつけて行くんだよ?」



『わかってるよぅ。

もう中学生じゃないんだから、
大丈夫大丈夫。』



「かわいいんだから、
何歳だって関係ないのっ。
じゃあ、また後でね」



『まぁーたそうやって(笑)
朝練頑張ってね!』



「もちろんっ」






菜摘ちゃんはそう言うと、
再び自転車に乗って走り出した。






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