運命~★おまけ★~
「・・・好きな子、いたんだ」







「あー。うん、いるよ。アズサだっているじゃん。渡せた?」







私はふるふると頭を横に振った。









「渡せてないの?アズサだったら絶対大丈夫じゃん。なんだかんだいってお前は可愛いし」






何で、そんなこと言うの?






嬉しいのに、喜べない。








「そんなこと、言わないでよ・・・・。どんなに可愛くたって意味ないじゃん」






どんなに可愛いメイクをしても






どんなに告白されても






「海のタイプじゃなきゃ、意味ないんだよ~」







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