運命~★おまけ★~
私は気がついたら、泣いていた。









「やっぱり。好きなんでしょ?あいつのこと」








誠はキスを止めて私の頭を優しくなでた。









「ゴメンな。キスして・・・・・。」








私は涙を拭きながら首を横に振った。








誠は悪くないよ。私が断らなかったんだもん。









「でも、好きなのは本当だから。・・・でも、美樹があいつを好きなら諦めるよ」








私、好きなのかな?トモのこと・・・・・。









「ゴメンね。帰る」








私は図書室を出た。








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