時空ガールミキ
亮太は安心したような顔を浮かべ私はそれを睨みつける



「てか、あんた彼女の所いたならそのまま泊まればよかったじゃん」



「は?彼女?」

亮太はきょとんとした顔をしこっちを見た



「さっき女の所いるってゆったじゃん」


「あー、あれは彼女じゃなくて…その…」


目を泳がせながら喋る亮太を見てすぐ分かった


あー、なるほどね



「はいはい、あんたも程々にしなよ?」



亮太に毛布を渡し居間を出ようとした



「どこいくの?」


「寝るに決まってるでしょ」



眠さで不機嫌にになった私はドアを思い切りバタンと閉め自分の部屋に戻り
ベッドに横になった



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