make me happy
しかしそれは叶わない夢。

自分がどんなに願おうと
無意味なことだった。



今考えれば
こうやって俊哉と話をしたり
ゲームをしたりすることは
かなりの贅沢だ…。


「おい、またぼーっとして。早く続きすっぞ~」



『ごめんごめん。俊哉に気使わせてるばっかりだね、あたし…。』

「そんなこと言うなって。どうしたんだよ。」

『でも、本当にあたし俊哉に負担かけてたと思う。昔も…今も。』

「…晴佳」

『いきなりこんな事言ってごめんね。でも、これだけは言っておきたかったんだ。本当にごめんね。許してなんて言わないから。』

「………。」

『それから、今日はありがとね。あたし何か疲れちゃった…。明日は1日準備するから大丈夫だよ。じゃあ、おやすみ』

「…おい待っ…」

俊哉の声も聞かずに部屋を出た

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