make me happy
「ご両親とお話したいからちょっと外で待っといてもらえる?」


その人はにっこり笑い
ながらそう言った。


優しくて癒されるような
声に少しドキっとした。



そして改めて周りを見渡す

何だか保育園とか幼稚園
みたいな感じ…


とりあえず
自分が呼ばれるまで待っていた


すると向こうから人が
こっちに向かってくる


親でもさっきの人でもない

『…男の子?』


どうやら同い年くらいの
男の子らしい人物だった



「アンタこんなとこで何してんの?」

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