わがままの私。
1
―昼休み―
「亮くんいますか?」
そうたずねる私。
「あっ、愛ちゃん!!あー…亮ならまた…」
気まずそうに返事をしてくれるのは、亮くんの友達の、佐々木隼人くん。
隼人くんの顔を見て分かった。
亮は、また女の子に呼びだされたんだ。
「また、ですか…。」
たぶん今、私ヒドイ顔してるんだろうな。
「亮くんいますか?」
そうたずねる私。
「あっ、愛ちゃん!!あー…亮ならまた…」
気まずそうに返事をしてくれるのは、亮くんの友達の、佐々木隼人くん。
隼人くんの顔を見て分かった。
亮は、また女の子に呼びだされたんだ。
「また、ですか…。」
たぶん今、私ヒドイ顔してるんだろうな。