やっぱり君がいい
パッと教室の入り口の方を見ると
早瀬君が立っていた…!
「へ?はっ早瀬君!?部活じゃないの!?」
あたしのばか…
声裏返っちゃったよ…。
「テスト週間で部活休みなんだよー」
「あ、そっかテスト週間だったけ…!」
やば…あたし素でテスト週間って事忘れてたよ…
「もしかして…忘れてた?(笑)」
「わ、忘れてないもん!」
「あはは、相変わらず高橋って何かヌケてるよな」
「そんなことないもん〜!」
「いや、絶ー対ヌケてる!」
あたしヌケてるかな…?
「で、高橋はここで何してんの?」
「へ?あーあのね日直の仕事やってなくて
やってたの。」
「そういえばさ、高橋って3日連続位
日直やってなかったけ?」
「へ?……………あ……本当だ!」
「今気付いたの?」
「うん!あたし日誌つけてなかったから何日も
日直やらされてたんだ…」
「ぷ、あははは。本当、高橋ってヌケてる。
てゆか天然?(笑)」
「ちっ、違うもん。ただ…忘れてただけだもん!」
やばい!早瀬君にあほな女って思われちゃう!
「まー、そうゆう所が高橋の
可愛いとこなんだけどね」