陽のあたる場所で 〜戦国遊戯3〜
『はっ!?』

幸姫と小十郎の声がハモった。

「政宗様!?何を」

「黙れ、小十郎。もう決めた。こいつはなかなか使えそうだ、戦にも連れていける」

「嫌よ!何であんたに仕えなきゃいけないのよ!」

「俺がそう決めたからだ。文句は聞かんぞ」

「なっ!?」


どこまで自己チューなわけ、この男!!


政宗の答えに、ただただ絶句する幸姫。その様子を見て、政宗はまた、楽しそうに笑った。



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