陽のあたる場所で 〜戦国遊戯3〜
くるりと方向転換したところで止められる。

「まて」

なぜ止められたのかわからず、不思議そうな顔をして少し体をもといた方向へもどす。

「風魔は」

聞かれて首をかしげる。

「こた?いるよ、一緒に。だってこたもこいって言ってたから」

「二人とも中に入れ」

とりあえず、言われた通り、幸姫と小太郎は部屋の中に入った。

「で…なんでしょうか?」

そわそわしながら幸姫が聞くと、政宗は目の前に広げられていた地図をトントンと叩いた。
その上には、小さな様々なブロックのようなものが置かれている。





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