陽のあたる場所で 〜戦国遊戯3〜
野営場所に到着すると、みんな手際よく本陣の設営を始めた。

さすがに何を手伝ったらいいのか、何ができるのか。
思い付いたのは、邪魔にならないようにすること位だったので、大人しく端に避けていた。

みるみるうちに出来上がっていく本陣に、思わず感嘆した。

「すごい…」

呆けていると、小十郎がポンッと肩を叩き、こい、と短く言ってきた。






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