陽のあたる場所で 〜戦国遊戯3〜
「…?あれ、また?」

自分で思ったものの、ふと違和感を感じて首を傾げた。


色々怒られたことあったけど、母さんを泣かせるようなことはしたこと無いよね…


色々と思い返してみるが、やっぱり心当たりはない。

「うーん、勘違い」

そう呟いた時だった。

部屋の側を、誰かが歩く音が聞こえてきた。

一瞬、小十郎か喜多かと思ったがどうも足音が違う。


誰だろう?


顔を上げて、襖の方を見つめた。


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