陽のあたる場所で 〜戦国遊戯3〜
一瞬にして、まるで身体中の水分が蒸発したかのように、政宗の口の中はカラカラになった。
「ちょいと野暮用でね、使いに出してたうちのもんがいたんだが、こっちに帰ってくる途中、玲子に似た女を見かけたらしい。声をかけようとしたらしいんだが…」
佐助の言葉を、幸村が引き継いだ。
「拐われた、ということだな?」
佐助は小さく頷いた。
「一人は後を追っていたんだが…どうやら京の都へ入っていったらしくってね。今、探らせてる」
佐助の言葉を聞き、政宗は馬に乗ると、急いで馬を走らせた。
「ちょいと野暮用でね、使いに出してたうちのもんがいたんだが、こっちに帰ってくる途中、玲子に似た女を見かけたらしい。声をかけようとしたらしいんだが…」
佐助の言葉を、幸村が引き継いだ。
「拐われた、ということだな?」
佐助は小さく頷いた。
「一人は後を追っていたんだが…どうやら京の都へ入っていったらしくってね。今、探らせてる」
佐助の言葉を聞き、政宗は馬に乗ると、急いで馬を走らせた。