陽のあたる場所で 〜戦国遊戯3〜
「こたっ!?」

ゆっくりと瞼が持ち上がる。


神様仏様!!


思わずギュッと抱きつき、わんわん声をあげて泣いた。


このまま起きなかったらどうしようかと思った。



冷たい顔、体、指先。
小太郎がまだ生きていると思えた唯一の理由は、心臓が動いていたから。

ただそれだけだったから。




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