陽のあたる場所で 〜戦国遊戯3〜
「なんだ、もう密談でもしているのか」

不意に声がした。
席についていたものは皆、頭を深々と下げる。
政宗も同じく、頭を下げた。

信長は、政宗の隣にドカッと座った。
宗易が目を丸くする。

「本日の亭主は信長様では…?」

信長は笑った。

「連れてこい」

信長の言葉で、一人の女子が、小姓に連れられてきた。





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