陽のあたる場所で 〜戦国遊戯3〜

未来へ

秋が過ぎ、雪が降りしきる冬がやってきた。
当初この世界にやってきたときに比べて、仲良くなった人たちがたくさんできた。

「ねぇ、あなたはいつになったら受けるおつもりなの?」

愛姫に言われて、きょとんとした顔をする。

「なにが?」

不思議そうに首をかしげると、愛姫は小さくため息をついた。

「いやだ、まさかまだなの?」

「え、だから何が?」

怪訝そうな顔をすると、愛姫は小さく頭をふった。


< 496 / 524 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop