陽のあたる場所で 〜戦国遊戯3〜
「な…何これ」
うえーっと舌を出してけほけほと咳き込んだ。
飲み込んだ瞬間、喉がかぁっと熱くなり、息をするだけでむせ返るような酒気が漂った。
「どうだ?美味いだろう」
政宗がおいしそうにくいっとまた一杯お猪口に入れたお酒を飲む。
「ドコが!?まずいよー」
はぁはぁと息をしていると、傍に置いてあった湯飲みに入っていた水を手に取り、幸姫は一気に流し込んだ。
「あっ!それは…」
次の瞬間、頭がくらりと揺れた気がした。
「な…に…くらくらする……」
体中がぽかぽかと熱くなっていく気がした。からだもまるで宙を舞うようにふわふわとした感覚に陥る。
「ふえぇ…」
くらりと揺れ始める幸姫の身体を政宗が支える。
「大丈夫か?」
政宗の声が二重にも三重にも重なって聞こえてきた。
「な、なにぃ?」
顔を真っ赤にして、幸姫は政宗にもたれかかった。
うえーっと舌を出してけほけほと咳き込んだ。
飲み込んだ瞬間、喉がかぁっと熱くなり、息をするだけでむせ返るような酒気が漂った。
「どうだ?美味いだろう」
政宗がおいしそうにくいっとまた一杯お猪口に入れたお酒を飲む。
「ドコが!?まずいよー」
はぁはぁと息をしていると、傍に置いてあった湯飲みに入っていた水を手に取り、幸姫は一気に流し込んだ。
「あっ!それは…」
次の瞬間、頭がくらりと揺れた気がした。
「な…に…くらくらする……」
体中がぽかぽかと熱くなっていく気がした。からだもまるで宙を舞うようにふわふわとした感覚に陥る。
「ふえぇ…」
くらりと揺れ始める幸姫の身体を政宗が支える。
「大丈夫か?」
政宗の声が二重にも三重にも重なって聞こえてきた。
「な、なにぃ?」
顔を真っ赤にして、幸姫は政宗にもたれかかった。