あの音をもう1度
♪最終楽章♪
突然の帰宅 未来の選択
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「かーなでっ!」
ドーンと毎度おなじみになりつつある登場。
「おはよ。栞」
「およ?なんか元気ないね。なにかあった?」
・・・・さすがの栞。
微妙な変化も見逃さない。
いっそ警察官にもなったらいいのになぁ。
「うん・・・。実は…」
「実は?」
…えっ?
「ちょっ。りょ、りょう…!」
「あれー?鈴宮くん。おはようー」
「おはよ。栞さん、奏」
突然どこからかやってきた涼太。
驚く私をおいて、栞も涼太もにこやかに挨拶している。
私、無視…?